はいどうもこんにちわ、漬物さんですよどうもどうも。
ツール・ド・さくらんぼの2回目のレポートですよ。前回は月山湖エイドに向かう上り坂あたりまで記載したんでしたっけね。
葉山をクリアし、そんなにきつくないだろうと踏んだ月山湖へ向かう漬物夫妻とその御守役となってしまったがんちょさん。そこには相変わらずきれいな景色とおいしいエイドがあったが、怪しげなピエロ、謎のシークレットポイントなどなどイベントてんこ盛り。クロスもロードも MTB も一団となって、サイクリストたちは温泉目当てにひたすらゴールを目指すのであった…。
月山山麓トラヤワイナリーの横を通るといよいよのぼりに差し掛かります。天気はピーカン。ご機嫌もなかなかのものです。どーれ、登りますか。
んまあ、言うほど登りませんね(余裕)。ちんたらと走る分には足にも来ませんし、問題なっしん。
山と川ってのはいいですな。豊富な水量がドヤ顔で下っていきます。このざああという音が私は大好きです。ええ、田舎育ちですから。
そして、どーんと出てきました。ダム!一部ダムファンの皆様お待たせいたしました。がんちょ先生撮影のダムの写真。
素晴らしい。ダムの迫力ががっちり伝わってきますね。
で、ここから左を見ると
上り坂が続いているわけですね…さぁもうひと踏ん張り。私は若干ここで心が折れております。
ひぃこら登って行くと、ついに来ました月山湖。んむ。美しいですね。ダム湖に賛否両論はあるでしょうけれど、自然と人口が調和した姿でもあるんじゃないかななんて思いますよ。
ってことはもう少しでエイドステーションのはず。いい加減腹も減りました。よーし行くぞーと下り基調の道を駆け抜けていきます。
いやほんと、なんていういい天気。絶好のサイクリング日和でございますよ。川の音、鳥の声に包まれて木漏れ日が降り注ぐ道をちんたら自転車こぐ休日なんてのは最高ですな。
がんちょさんの愛機は空色の ANCHOR 。使い込まれた感が半端ない感じが迫力を感じさせるんですよね。
まーた性懲りもなくこんな高度まで登ってきました。エイドステーションまであと少し。ごはんだごはん!
!?
あ、あんた誰やねん。ふらふらーっと近づいて行ったら「おーす、がんばってくださーい」と野太い声で声援を受けました。あ、ありがとうございます。正直ビビりましたw
自転車を置いてパチリ。うちの Cayo ちゃんもだいぶお疲れのご様子。
こちらのメインは山菜蕎麦。あと、くるみ羊羹とバナナ、アミノバリューがありました。奥様はだいぶ疲れているらしく山菜蕎麦はパス。バナナを食べようとしていたので「やめとけ」と言っておきました。
彼女、足が攣りやすいのですよ。私が子供のころは、攣らないようにバナナを食べろと教えられたもんですが、最近目にした記事で「山岳救助隊がバナナ喰うなっていってる」というのをふと思い出したんですよね。結果的によかったのか悪かったのかはわかりませんが、彼女の足が攣ったのは前半と、後半1回だけでした。
何度となく写してますけど、ホント、月山は美しいですよね。
だが、このオブジェはちょっと安易だろ―。月!山!月山!ってのは…
さて、月山を越えれば後は下り基調…そう、あくまでも下り"基調"ってだけで、それなりアップダウンが続き、若干疲れてきた脳とは関係なく足をじゃかじゃか動かしていると待望のPC、じゃなかった、エイドステーション!
べつに「こう並べてください」という但し書きもないのに、綺麗に整列させちゃうのが日本人の性なんでしょうな…大自転車博覧会ですよ。眼福眼福。
ここではドライフルーツとタケノコの混ぜご飯のおにぎりが配布されておりました。炭水化物が最高においしいですぅ。あと、どこのエイドにもアミノバイタルが用意されているのがとても助かります。
ここは温泉でもあるんですね。温泉から出てきた爺様に「あらーどこまでいくのーあんだだつー」と話しかけられ、貼ってあったコース図を指し示すと目を白黒させてました。んまあ、そうだよね。
コース図を見ながら制限時間を再計算…ん?間に合わなくね?ちょっと急ごうかーと言いつつのったりくったりエイドステーションを出発です。次のエイドでは温泉卵だったっけかな、と卵スキーな私は足取り軽く向かったのでした、が、この時ボクのケツは結構限界だったのです。
おいおい、どこが下り基調なんだよ…どっちかっていうとこれは「下り貴重」じゃねえか。
体力の限界を迎えた我らお姫様をがんちょさんがサポートしてくれます。ホント、優しい人ですよこの人は。
そして入ったトンネル。気温もだんだん下がってきたこともあって、超寒い。「さむいさむいさむいぃぇぁああ」と言いながら鬼ダンシングをぶちかますがんちょさんの図であります。
柵がない下りを結構な速度で下り、
つきましたはこちら、柳川エイド。
楽しみにしていた温泉卵でございますよ!
うーん、体にしみこむしみこむ。お代わりもいただけちゃいまして。大変おいしゅうございました。温泉卵もさることながら漬物(というかお浸しですかね?)がおいしかったなあ。山菜スキー(ってお前何でもスキースキーだな)としても大満足です。ほんと、このツール・ド・さくらんぼはエイドが豊富ですごく楽しいんですよ。ですが…ボクのケツというか、神経というかがかなり悲鳴を上げているため、急きょサドルを下げることに。Cayo ちゃんはカーボンナノで、本来ならトルクレンチとか使うべきなんでしょうが、そんなもの持ち歩いているわけないので憶測でぎゅー、と。しょうがない、しょうがない。
私が必死にサドル高を調整している間にがんちょさんとうちの奥様は先行することに。俺のアウターが火を噴くぜと言わんばかりにダンシングダンシングでようやく追いついて、余勢を駆って最後のエイドステーションへ。
いえーい、ワイン城!自転車じゃなければワインを飲みたいところです。ここでは、ブドウジュースと凍み餅。
油で揚げてあるお餅なのでさすがに胃に来るんじゃないかと思ったらそんなこともなく、かりかりさくさく、ほんのりとした甘さに心もほっこり。すごくおいしかったです。ブドウジュースはさすがにワインのお城ですもの、最高級品に決まってます。
おいしいし冷たいし、2杯飲んでもまだいける。いやこれ美味しいわー、許されるならボトルに入れたいわーなんて言ってたら
Team RN3(老若男女)の皆さん
やべえよ!まにあわねえよ!という後ろからの声を聴きつつ
おおおやべえ!?
なんとか滑り込みでゴール!おつかれさまでしたー!!
最後は向かい風だったので、ホント、このお三方のおかげで間に合ったようなもんです。
とはいえ、制限時間の設定は結構甘めらしくて、1745時までなら OK という緩やかさ。スタッフの皆さんは制限時間いっぱいまでゴールに詰めていただいて、帰ってきたサイクリストたちにお疲れ様頑張ったねと拍手を送り続けていてくれたのでした。
コース設定も、時間設定も、スタッフの人数もエイドの数も種類も、天気も風も何もかんも、総てがちょうど良い…というのは控えめな言い方ですね。エイドの数と種類はちょうど良いどころかいい意味で過剰です。ボランティアスタッフの人たちも要所要所以上についててくれて、熱い中本当にありがたいことです。山形の景色だってちょうど良いってこたぁない。最高でした。ロードに乗って山岳部に行って、こんなにテンションあがったの初めてかもしれない。私が参加した自転車イベントの中では MVP でしたね。寒河江青年会議所の理事長をはじめ、ボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
やー、楽しかった楽しかった。だが、これで終わりではないのだよ。我々は汗を流したのち、夜の峠を越えに行かなければなりませぬ。
俺たちのツール・ド・さくらんぼはこれからだ!!!
この続きを待ってたんですよ
返信削除楽しそうでしたね
わたし、来年参加します!
謎の「男梅ポイント」は自分的に最高でした
返信削除また
途中67歳と言う大先輩と並走し
多少お話しできたのも面白かったですね
第二回はやるのかな?
また出たい!
酒を飲まない私としては
漬物さんの
ボトルにぶどうジュースは
うらやましくてしょうがない。
�� 友福荘さん
返信削除やー、すみません、あっという間に一か月も前の出来事にしてしまって(汗
文章力がアレなので写真に語ってもらいましたが、本当楽しいイベントでした。
ただ、雨が降ったらかなり凶悪な山岳コースに化けると思われます。来年お会いできるのが楽しみです!
�� cosさん
あれはびっくりしましたねw 写真を撮れば良かった―と激しく後悔しましたよ。
大先輩はすごいですよね。ああいうじさまになりたいと本当、思います。
ボトルジュースは最高でした。あのサイクルボトルになみなみと注がれた時には
どうしようかと思いました。や、もちろん最後までおいしくいただきましたけどね。
来年もぜひでましょー!