はいどうも、漬物さんですコニチワー。
技術なんてのは日進月歩で進化していくわけですから、とある時期の正解がずっと正解であり続けるなんてことはおそらくないのでしょう。寂しいようなわくわくするようなってのが技術と言うものだろうなあと思います。
Java が Applett ではなく Servlet として動作した時のわくわくたるや素晴らしいものがあり、私もどっぷりとハマったもんです。XML との連携ができるようになったり MVC モデルが確立されてStrats なんてものが流行ったりしているうちに、ふと気づけば Light Weight Language の処理能力や機能性が驚くべき進化を遂げ、中規模までなら余裕で事足りるという状況になっている…そんな感じでしょうか。
閑話休題。
ライトライト。これまでもいろいろな可能性を模索して中華ライトを買ったり、期待大な電池式ライトを買って撃沈したりと紆余曲折してきたものの、結局定番中の定番 CATEYE の HL-EL540 がやっぱり優秀だったよね、というお話をしていたわけでした。
でもまあ、優秀ではあるもののそのデカさと重さは如何ともしがたいデメリットとして存在していました。それを解消できるようなソリューションを見かけたらやっぱりこう、手を出したくなるじゃあないですか。
というわけで、今回のネタは Serfas SL-225 でございます。このライトがまた品薄どころの話じゃなくてねえ…注文してから 2 ヶ月経ってようやく手元にきましたよ。さてさてまずはファーストインプレッションしてみましょ。
ではまず基本スペックから。単発のスペックよりは最初から比較表を乗せたほうがよろしかろうと思いますので、どん。
今回の Serfas SL-255 の白眉は単三 2 本なのに 250lm を 5 時間維持できるという燃費の良さ。加えて驚愕の軽さと小ささ(CATEYE HL-EL340 より小さいし薄い)。ハンドルにかかる重量が軽くなるというのはその分だけ安全性も担保できるってもんです。
カタログスペックだけ見れば夢のソリューション。これでもうブルベ用ライトは決まり!…なんて…アレ?なんか昔…同じような…レビューを書いて…痛い目にあった記憶が…
おっとイケない、悲しみのあまり意識が飛ぶところでした。もう俺ぁ某メーカー製品は買わねえぞちきしょう。
気を取り直してとりあえずモノを見てみましょう。
パッケージはごく簡素。付属品はブラケットと電池だけ。説明書はありません。
ちっこい。かるい。外観はプラスチック感バリバリ。電池のふたの開け方が良くわからないまま弄繰り回すことしばし。電池部とライト部を片手ずつ持って、ぞうきんを絞るようにしてあげればぱかっと開きます。パッキンもあるのである程度の防水性も担保されてるかな?
開くとこんな感じ。電池を縦にストンストンと入れる感じ。
点灯試験。明るい明るい。CATEYE HL-EL540 以上には確かに明るいけれど、配光の良さはHL-EL540のほうがいいのかもしれない。カタログスペック上 80lm も違うのに「うーん、同程度かな?」と思わせるのは流石。
ブラケットは質実剛健、のわりに軽い感じ。
ライトとの接続部分は CATEYE 同様以上にガッツリ。
バンドの位置を変えることで径の調整を行うという珍しいタイプ。千切れるとかはなさそう。
プラ部をここに引っ掛けて、バチンとやると
こうなって固定されるというわけ。実際、ドロップハンドルに着けてみたところ保持力強すぎてずらすのも大変なくらい。どこぞのアレなマウントの1,000倍は良い。
そして実際の重量比較。すべて電池入りでブラケットなし。
HL-EL540:208g
HL-EL340:125g
SL-255:96g
すごく…軽いです…。
さて、連続点灯試験。1900時からハイモードでつけっぱなしにする事 4 時間 56 分が経過。そこから消えるまでを見てみましょう。
01:26の写真は真っ暗。つまり、カタログスペックを1時間上回る6時間16分のランタイムをキープしたことになります。消えた後に電源ボタンを押すと普通に点灯し、少なくとも30分くらいは持ちました。素晴らしい。マーベラス。
※ 青い明かりは電池残量のインジケーターではないみたい
ただまあ、さすがに最初の明るさを維持したままというわけではありません。HL-EL340 のハイモードと同じくらいの明るさまでは維持したまま切れます。このあたりは追加実験をしてからのご報告となりそう。どれくらいのダラ落ちっぷりなのかがわからないものの、これくらいの明るさだったら許容範囲かな、というくらいではありましたが、客観的なデータが欲しいところ。
また、室内だけの実験は前回の某社製ライト同様の結果(室内では悠々5時間持ったものの、低気温化の運用では1時間と持たないという為体)になりかねないので、寒いところでの連続点灯試験も行う必要がありそうです。
ただまあ、ここまでは、ここまではすごく期待が持てそうなライトであることは間違いありません。問題はここから。たのむ、ボクの期待を裏切らないでくれ…と、祈るような気持ちで実験をしてみようと思います。押忍。
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