やってきました、マラソン大会のシーズン!え、秋から冬だろJKって?ノンノンノン。暑い季節が一番熱いに決まってるじゃあないですか。
今回参加したのは、蔵王みはらしの丘健康マラソン。知名度はそんなに高くないのか、ハーフマラソン参加者数は60名ほど。手作り感とパワーあふれる楽しい大会でした。早速レポートしていきましょうか。
※ いつもならデジカメを片手に走るのですが、今回はあきらめました。理由は続きにて。
大会の朝は4時頃に起きて、ゆっくりとお風呂につかるというのが漬物樽家の朝の儀式なのです。今回も朝ぶろを堪能し、これまたいつもの筋トレをこなし、ご飯を食べます。
10kmくらいのレースなら問題はないのですが、ハーフ以上はエネルギーをいかに多く保持しておくかがとても大事になってきます。ので、炭水化物を多めにとるためにこんな朝ご飯。
お餅で炭水化物を、砂糖で糖分を、黄粉でたんぱく質を…というつもりです。アミノ酸と鉄分は、廃人さん(チャッピー先生は腕まくらでよく寝る!!)に勧められて、毎日摂取してるのですよ。
天気は薄曇り。
山形は比較的近いので、高速道路を使わなくても問題ありません。が、運転時間が半分になるのは大きなメリット。ブーンと西へ向かいます。
天気予報は確かに雨でした。大会が開催される頃には晴れるという予報なので、ぽつりぽつりとフロントガラスに当たる雨粒は特に気になりません。
気になりませ…
気になるっつうのwwwワイパーを最高速で動かさないと前見えないとかあり得なスwwww
大雨の中、高速をほうほうの態でおりて「みはらしの丘」へ向かいます。しかし凄い雨だな…。
そんなわけでみはらしの丘にあるはらっぱ館
いやあ、想像以上の大雨ですよ。本当にこれ止むのかなあというくらい。気温も当たり前のように上がりません。そもそも、ここは丘っていうより山の中腹。油断すると雲が視線と同じくらいの位置にあるんだぜ?
開会式もぎゅうぎゅうづめの建物の中。流石に雨で参加を見合わせた方も多いのか、それでもほぼ全員が入り切れたんじゃないかしら。ストレッチするにも気を使いながらですが、ある意味、こういう近い距離間と言うのは新鮮です。
気温も上がらないし大雨だしと言う状況は変わらないまま、スタート5分前を迎えます。
「ご連絡をいたします」
一気に会場に緊張感。すわ、中止か、延期か。それとも結構か。
「カラオケ大会に出場される歌唱会の人たちは…」
思わず会場中が「そっちの連絡かい!」と総ツッコミを入れ、明るい笑いが広がったあたりで、三々五々、スタート地点へ向かいます。雨が上がらないのでデジカメ撮影は嫁に任せます。
「うああ寒い!」「いや早くはじめっぺー!」「んだんだ!母ちゃん!ビールを燗つけて待っててけろ!」「わはははは」と、良くわからないテンションのランナー一同。号砲一発、走り始めます。
確かにアップダウンが激しいです。ずーっと登り、ずーっと下るという感じのアップダウン。仙台市民マラソンを走ったことがある方はあのコースを想像してもらえればほぼイメージ通りです。ちなみにわたくし、仙台市民マラソンで自己ベストを出しております。つまり、このコース構成は私の得意分野。今回もカマすぜ。
…と鼻息荒く走り始めましたが、キツイもんはキツイんだよ!
腕が横振りになっちゃってるくらいフォームは崩れてますが、意外に早いペースで走ってます。ペースの推移はこちら。
だいたい6分前後ですね。
走った感想としては…エイドステーションが一か所、つまり、ハーフ走るのに給水が2回しかないのが辛かったです。雨が降ってくれたおかげで水分には事欠きませんでしたが、晴れてたら多分 DNF (Don't Finish:完走できず)だったと思います。
km 表示もありませんので、iPhone の Runkeeper だけが頼り。今回も良い仕事してくれました。コース案内も、あいにくの雨で洗い流されているところが何箇所かあり、迷ったランナーさんもいましたね。
ただ、上記マイナスの要因は、裏を返せば「その辺を自己管理できればもう一皮むけることができる」ということでもあります。精神的な甘えを払拭すると言う意味では非常に良いレースでした。
なにより、スタッフの方がとても元気でいらっしゃって。ほぼ50代以上の方々なのですが、コース上で誘導しながら応援してくれます。「もうすこしだど!」「なんだべ、もう60番目くらいだどわ」「がんばれがんばれ若いの!」などなど、おじいちゃんが孫に叱咤激励するような感じで声をかけてもらえるんですね。それが一番の励みになりました。
今回は、準備放送の段階で「10km地点と15km地点でピットインリキッドを飲むとよいぜ」というアドバイスをいただいてましたので、忠実に実行してみました。いやあこれは効きますね。ハンガーノック何それwwww的にエネルギー注入されました。アドバイスくださった方、本当にありがとうございます。
嫁の応援を何回か受けつつ、はかはかしながら走っていたら案外すぐにゴールが見えてきまして。
やりました…というか、やれました。人生初のハーフマラソン時間内ゴールですよ。
しかもまさかの2時間切り。
結局大会が終わるまで雨は上がりませんでしたが、この雨のおかげでこの記録を出すことができた…ということに気づくのはもっと後のことなのでした。それはまた、別のお話。
そしてマラソン大会終了後のお楽しみは、完走汁とおにぎり。完走汁はキノコや山菜がたっぷり入ってておいしいことおいしいこと。
流石にお腹も減ったのでがつがつ食べていたのですが、ふと嫁が心配そうにしています。
嫁「ねえねえ、飴とか甘いものとかも食べておいたら?」
漬「んー、しょっぱいの食べたい」
嫁「えーでもさー」
漬「カリカリ梅とかいいねえ!」
嫁「…松島ハーフのときはゴール後にガクガク行ってたくせに。」
そうそう、すっかり忘れてましたが、松島ハーフのときはゴール後にハンガーノックやっちゃったんですよ。炎天下の中寒い寒いとかいいながら顔がシビレるだの舌が膨れるだの食欲がないだのと、さんざんぱら嫁を心配させたんでした。
今回は、ピットインリキッドやBCAA飴をレース中に食べていたこともあってまったくもって元気でした。もちろん、足の筋肉痛は酷いもんでしたけど(苦笑
ちなみに、ピットインリキッドと言うのはこちら。
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雨にたたられながらもなんとか完走することができました。前回の松島ハーフマラソンの記録からすると39分縮めることができたわけですが、これは多分、松島ハーフマラソンが過酷すぎるというだけの話だと思うのです。
この結果なら、6月の果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会も走り切れるかもしれません。
うーしがんばるぞ!と腕を突き上げた瞬間に、激しい筋肉痛と、左ひざの強い痛みに顔をしかめる漬物さんだったのでありました。さて、大会まで膝は治るのか。
次回「マラソン大会はトクホンの香り」をお楽しみに!
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