九州地方や中国地方、関西のほうは大雨で大変なことになっているようですが、皆さんご無事でしょうか。事故や災害に遭わないことと、もし不幸にも遭遇してしまった方がいらっしゃったら、一刻も早く日常の生活に戻れるよう、お祈りしております。
さて、東北地方は断続的に雨は降るものの、気温は高め。ムシムシもしますが、夕方から夜になれば心地よい程度の風がある、といった態になっています。ビール片手に窓からの風にそよそよと吹かれていると、夏祭りの開催を知らせる花火が鳴ったり、きんきんきらきら お星様も 嬉しそう ♪という、仙台の夏の定番である「七夕おどり」という曲が聞こえてきます。聞いたことがある方もいらっしゃるかな?
ラップでもリメイクされたという話ですが…眉をひそめてしまいます。風情もなにも台無し。
もちろん、伝統だけでは集客もできませんし、新しいことを常に模索していくという姿勢はとても大事です。けれど、音楽のように、「嫌なら聞くな」ということもできない上に、祭りの雰囲気を大きく左右してしまう大事な部分を、若者文化や外国文化によって(敢えて強く書きますが)"汚す"のはいかがなものかと思います。そこんとこ、商工会議所の方々はどのようにお考えなのかしら。
(ラップ自体を否定しているわけではありません。念のため。)
…っと、話がそれました。
そうそう、そんな感じに夏の気配を感じている今日この頃の日々の夜ご飯を一挙にどどーんとご紹介してみようと思ったわけでした。
生放送で作ったシーチキンマヨネーズのパスタ。油をしっかりきっているのと、野菜が多いのとで脂っこくなく食べれますよ。夏のスタミナメニューといったところでしょうか。これはたしか、昼ごはん。
パスタの次の日の夜かな?ナスとニラときのこと鶏肉の味噌炒り。甘辛い味噌がご飯に絡み付いてもう、たまらんッ。
で、その次の日の夜。相方さんの実家から毛がにをいただいてまいりました。あとは、ナスのしょうが焼きと冷たいつけ麺にスパークリングワイン。宴会です。
相方さんお気に入りの簡単レシピ、おろしツナパスタ。ポン酢をかけまわしていただきます。あっさりさっぱり、だけどちゃあんとコクもあるお手軽な一品。右がもやしとピーマンのソース炒め、奥が炒り豆腐。どちらもご飯のおかずに最適なのですが、こういうあっさりパスタにも良くあいます。
こちらは週末の宴会。トマたま(トマトと卵の炒め物)と、生放送でもお送りした納豆の入った油揚げを焼いたもの、鶏の南蛮漬け、レタス、これまた生放送で作った芋サラダ(ポテトサラダ)、味付けゆで卵(ぴり辛醤油)、きのこのボイル焼きをグレープフルーツ酒を飲みつつ、ナチョ・リブレ(スクール・オブ・ロックのジャック・ブラックが主演ですよ!)を見ながらいただきました。
パスタに味噌汁、ってのもアレですが、トマトパスタとお味噌汁、豆腐サラダにナス炒りというのが昨晩のご飯。トマトパスタはトマトの味がゆっくりと味わえる一品。実は、トマトソース初体験の相方さん作です。
相方さんちの食事は和食中心であるため、トマトソースとかパスタが云々というのを作ったことがほぼないんだそうです。せっかくだから作ってみなよーと渡したのはオレンジページのパスタ特集の別冊。シンプルなトマトソースを、いつになく慎重に作っている姿はなかなかに印象的でした。
豆腐サラダは、木綿豆腐を水切りしてぐずぐずにしてあります。なるほど、豆腐はソースに成りうるのか、と思ったほど、豆腐がポン酢を吸ってくれて、それが豆腐と野菜に満遍なくいきわたってとってもおいしかったです。
こうして振り替えてみると、油ものがほとんどないですね。鶏肉とシーチキンと油揚げくらいかな?マーブルコートのフライパンのために、油を敷くことはありませんし、しいたとしてもオリーブオイル少量だしなぁ…。おかげさまで体重はすとんと落ちました。自分ひとりでの食事なら、もっとフライやカツが入ったでしょうし、何よりも豚肉は必須というくらい食膳に並んだことでしょう。野菜中心生活サイコー。
しかし、自分のためだけではない料理を作るというのは、なかなか大変ですね。漬物樽家では、味は濃い目で油ギッシュな料理を作っておけばそれなりに受けるのえすが、あっさり和食中心な家で育ってきた相方さんに、毎回それを食べてもらうのはつらいでしょう。
じゃあ、相方も自分も満足できるレシピは?調理法は?素材は?味付けは?と探すわけですが、これがまたなかなか楽しく、エキサイティングです。
乙女チックといわれるかもしれませんが、味見してもらう瞬間のドキドキさ、おいしい!とニッコリされる瞬間の嬉しさや気恥ずかしさは、作ったもの以上の味わいを出してくれるもんですな。
さて、今日は何を作ろうかなー。