2014年3月10日月曜日

ジテツウのポジション再考、そして現実へ (2)

 

 はいこんばんわ、漬物さんですよどーもどーもどーも。
自転車のフレームが小さい(トップチューブが短い)と感じてから始まった妄想も現実のものになるときがやってまいりました。流れるようにブルホーンバーをポチっとな。日本のロジスティクスは見事ですな。二日もしないうちに現物が届いちゃうわけですから。



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 購入したのは全開の記事でご紹介した、クランプ径 24.5mm、ハンドル径 22.2mm のブルホーンハンドル。だいたいイメージしていたものそのものです。素晴らしい。じゃあ、これを早速取り付けていきましょう。

 



 ハンドルを取り付けること自体はさほど難しくはないんですよ。問題はシフターとブレーキをどこにつけるかという一点のみ。今までフラットバーに最適化された長さでケーブルが配置されていたわけですよ。これこのとおり。


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 これをブルホーンにしようってんだから…まったく同じようにつけるわけにはいかないでしょう。今回はケーブルを切った貼ったするつもりはないので、変則的なつけ方をするしかありません。


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 仮にケーブルの長さが問題ないとすれば上記写真の状態から逆にして取り付けるのがおそらく王道。しかしまあ、残念ながらやっぱり長さが足りません。上記のようにつけるか、あるいは、


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 フラットなところに取りつけるか…でしょう。ピストとかだとここにつけている例をよく見ますね。最近紹介していただいたこの動画なんかまさにそう。



"SUMMERLONG" (STEEL ERA IMAGE MOVIE) from goooove on Vimeo



 ふむむ、ナイスおっぱい。こう、乳ってのは巨大であればいいってんじゃあないんだよってのがよーくわかりますな。その人の雰囲気にあったサイズとか見え方ってのが…は、おいておきましょうか。えー、あー、なんだっけ、そうそう、こちらはフラットなところにブレーキがついてます。で、バーテープをまかない仕様ですね。ピストらしい感じで非常に美しい。言い方を変えると、シングルギアであるからこそのこの仕様。

 悲しいかな、マチ子さんはクロスバイクであり、変速して何ぼの機体です。まあでも、なんとかなんだろうと配置してはみたのですが、ハンドルのフラット部が短すぎてどうにもこうにもしっくりこない。何かあった時に急ブレーキをかけられる自信がありません。

 んじゃあ、こうか。


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 いやまあ、言いたいことはわかりますよ?本来ならシフターもブレーキレバーもそこじゃねえだろ?っていう違和感バリバリ。だが、だがしかし、ケーブルを変えないとなるとこれが一番安全足りえるポジションなわけですよ。


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 これはジテツウ車両であるがゆえに安全第一です。安全に乗るためにハンドルのポジションを低く遠くしているわけです。であるからして、「素早く」「ぎっちり」ブレーキを掛けられて、ケーブルもなんとかいじらずに済むところっていうとここしかないわけです。


 シフターもその横にもってくればいいかなーと思ったのですが、ギアチェンジはしなくったって死にはしません。確実にできればとりあえずいいんです…ということでフラットな位置にしてみました。ローラー台に載せながらポジションを確認し、掌が痛くないかなどなどを確認しながらハンドル自体の角度やシフター、ブレーキレバーの調整をしていきます。


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 シフターが窮屈ではありますが、今のところこのポジションが私にとっちゃ最適みたいです。ふむ、変態ですな。


 ところでこのクロスバイクは SRAM なシフターにFDにRD、クランクは TRUVATIV、ディスクブレーキは AVID BB5 と、SRAM 仕様になっております。そう、つまり、フルスラム。たまたま私の手元には SRAM のバーテープがあったので…


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 ちょっとわかりづらいですが、SRAM のバーエンドキャップを埋め込んでみました。早速シェイクダウン。


 やー、これはいいですなあ。手にかかっていた荷重がいい塩梅に抜けてきちんと足にかかってくれます。今日は風がちょっと強かったのだけど、全然影響ないくらい。ブレーキもきちんとかけることができますね。ギアチェンジが若干面倒ではありますが、まあ許容範囲。なかなかイカす。素晴らしい。


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 見た目的にもなかなかこう、ツンツンしていて好みでございますよ。よしよし、これはいいねえ…。


 ただ、慣れていないからなのか握り方がアレなのかはわかりませんが、ハンドルを直接握ってるのはやっぱりつらい。冷たいし、手が触れる部分が徐々に圧迫されてきてツラくなってしまいます。これじゃあ元の木阿弥じゃないか。


 そのあたりの問題は想定内。バーテープを巻けばいいだけの話です。家に帰ってバーテープを物色するも適当なものはもちろんありません。SRAM のバーテープはブルベ前に好感するつもりなのでもちろん使えないし。


 どうすっかなあ…と取り外したフラットバーを見ていろいろ思い出し、一路ビバホームへ。探すこと十数分。ありましたありました。


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 スポンジカバー!内径約20mmで溝が掘ってあるもの。これを探していたんです。これをどうするかというと…


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 これこの通り。外径 22.2mm のハンドルバーにはピッタリなわけですよ。このクッションで冷たさも痛さもある程度解消。ポジションを改めて変更。しっくりきました。


 明日からこれで通勤してみて、ブルホーンがしっくりなじむようならケーブルの引き直しをしてみようかなと思います。ハンドルバーの中にケーブルを通すというのが理想ですが、それを実現できる設備と技術はうちにはないので、ランドナーみたいな感じの取り回しになるのかな。それはそれでなかなか素敵な見た目になりそうなので、今からちょっとわくわくしています。さぁて、安全にジテツウできるかな?結果発表は次回の記事で。楽しみ楽しみ!


 では今日はこの辺で。あでゅー。





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