2014年12月9日火曜日

自転車 de Ingress(イングレス)


 はいどうも、つけものさんです。こにちわー。
今日はちょっと毛色の違う記事を。掲題の通り、今回は Ingress の記事です。

 Ingress ってのは「Google の社内スタートアップ「ナイアンティックラボ」が開発・運営する、スマートフォンに対応した、拡張現実技術を利用したオンラインゲーム」です。ゲーム内容は「スマートフォンを使った陣取りゲーム」です。

 ポータルと呼ばれる場所にアイテムが埋まっていたり、逆にアイテムを埋め込んだり、ポータルとポータルを結合(リンク)させたり、リンクさせることによってコントローフィールド(自陣営の領地みたいなもの)を作成したりを現実世界でやるわけです。

 ポータルには、コンビニエンスストアのローソンや、神社仏閣、石碑、特徴的な絵画やオブジェなどなどがプレイヤーによって登録させることができます。自分の手で現実世界と仮想世界をつないじゃうような感覚ですね。

 面白さ…は各人各様ですが、外に出て行って「こんなところにこんなものがあるのか!」とか「こういう背景があったのか…」とか発見がいろいろありますし、上手いこと経験値稼いで俺 TUEEE もできなくはないですし、ポータルを成長させて「わしが育てた」と声高らかに宣言することもできます。また、そんなポータルを破壊し、自陣営に引き込んで領土拡張などなどと現実でも仮仮想でもどちらでも楽しむことができるのが魅力なのかもしれません。


 このゲームのキーは「ポータルを探すこと」です。画面上には近くのポータルの位置が表示されるので、そこに向かっていくという探し方でもいいですし、ポータルになりうる何かを探しに行くというとらえ方でもいいです。となると、効率的な移動手段が必要になるでしょ ― たとえば、自転車のような。




 私ごときが思いつくまでもなく、各ブログで自転車で Ingress やろうぜという試みはいろいろなところですでに行われています。たとえば、「Ingress やるなら自転車でしょ」とか「Ingress 用クロスバイクを買う」とか「ロードバイク乗りが Ingress を試してみた」とかね。

 徒歩のスピードは徒歩の、自転車のスピードは自転車の、それぞれの手段・スピードによって見える光景は違います。それぞれの手段でやってみたり、 一日を潰して夫婦でやってみたりして得られた結論は

Ingress やるなら”都市部では徒歩、田舎では自転車”

 です。

 だあってさあ、次のポータルまで 2km 先なんてざらなのよ田舎は。都会はポータルをはじめいろんなものが密集しているから、自転車でぺーっと移動してしまうと多くのモノを見失う可能性だってあるし、スマートフォンの画面を見ながら自転車乗るなんて自殺・他殺行為もいいところ。人も多いから事故の危険性だってマシマシ。

 一番おいしい選択は、都会に行くまでは自転車、そこから下りて徒歩、自転車で帰るっていうのがよろしかろうと思いますよ。そんなこんなしてると8時間くらい余裕で暇つぶしできますよ。

 自転車なら何でもよかろうと思いますが…敢えて言うならロードバイクはやめたほうがいいです。理由は「盗まれるから」「クリートで歩き回ることになるから」「単純に危ないから」です。スピードが出すぎてしまうし、レーパンレーシャツでウロウロしてると不審者丸出しになっちまうというのもありますね。

 クロスバイクや軽い小径車は最適です。盗まれ「にくい」しフラペで乗れるし、普通のかっこうで違和感もないし。スピードはそれなりに出るのでちょっとした異動も楽々です。

 MTB やママチャリは悪くない選択肢ですが、一番の問題は重いこと。ポータルを探してうろうろしているときに、取り回ししにくい MTB やママチャリを管理しなくちゃいけないというのはちょっと-ポイントかもしれません。特に MTB は盗まれやすさが増しますしねえ。

 装備としてはスマートフォンの自転車用マウントとブルートゥース接続な片耳ヘッドフォンがあるといろいろ捗ります。両耳ヘッドフォンは死ぬのでやめましょう。あとメット。いつもより注意力散漫なので落車のリスクは高まります。あとはスマートフォン対応手袋…かなあ。これは好みの問題かな。

 ダイエットや地域再発見と言う意味では、Ingress はなかなかにイイきっかけを与えてくれます。自転車に適した道や自分の興味を引く何か、まったく興味はひかないけど関心できるものなどなど、自分の家や通勤経路の近くにはこんなに意味あるものがあったのかと面白くなること請け合い。興味があれば是非やってみてくださいな。ちなみに私は緑色(Enlightend)陣営です。

 

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