2015年9月29日火曜日

29er と仲良くなろう。(3)


 はいどうも、漬物さんです。
 29er と仲良くなろう企画も 3 日目となりました。

 校長である堂城先生が自転車の乗り方を教えてくれる「やまめの学校」というのがあり、毎年夏に寒河江で受講しています。同じ生徒の中でももちろんレベルの上下はあるわけですが、その上の方で、かつ、MTB に造詣の深い方が講習をやってくれることになりました。MTB 初心者の私としてはそりゃあもう嬉々として飛びついたわけです。

 開催場所は、裏磐梯は南ヶ丘牧場。そう、東北 MTB 界では有名な「ジンギスカップ」が行われる牧場です。どんな講習内容になるのやら、と胸を膨らませながら高速道路を飛ばします。




 待ち合わせ場所には顔見知りの皆さんが集まっています。この人達みんな MTB の大会でてるんだよなあ…と緊張しながら権太君をセットアップ。


 ご家族で MTB やられている H 家の皆さんみんな痩せててすげえ速そうなんだよねハハハ…と場違いなとこ来ちゃったか俺ぁ、と一気に不安になります。

 と、本日の校長先生ことU さんからカリキュラムの発表です。


 イエス、基礎練。しかしまあ、お金とってるわけでもなんでもないのに前日からいろいろと準備してくださってる上に、細かいカリキュラムまで考えてくれてるなんて本当にありがたいなあ。

 最初は駐車場で注意事項。それからきちんと止まる練習や石を踏む練習、自転車のセッティング変更等基礎も基礎と言うところからじっくり。砂利道の上できちんと止まるには、ちゃんと後輪に荷重が乗っていないと車輪をロックしてしまって滑るだけになっちゃうという。いやはや難しい。


 そして次に、土手の上り下り。自転車に乗らずに徒歩で土手を踏破し、イメージを高めてから挑戦。坂となるとついケツをあげてダンシングをしようとしてしまう自分はもちろん失敗。後輪の荷重が抜けてきちんとグリップせず滑っちゃうんですよね。下りも危うく前転しそうになっちゃったり。どのような身体の状態で何がどうなるとうまくいくのかを繰り返し繰り返し。こんなちっちゃな土手でも学ぶべきところはたくさんあります。

 そのあと、奥の坂を踏破します。
 何度くらいあるんだろ、かなりきつい斜度の坂を先ほどの練習内容をイメージしながら登り…きれないので、これまた何度も繰り返して身体と頭にいろんなものを刻み込みます。途中から登る坂道発進とか難しすぎるけど楽しい!何回か転ぶ羽目になりましたがw

 「伝えたいのはつまり、基礎をきちんとできれば応用の幅が広がるという事」とのこと。確かに、小さな土手を越えたり下ったりできたからあの激坂を登れたわけだ。

 「最初が肝心。楽しくなるためにやっておかなきゃいけないことがあるんだよね」という言葉にも深くうなずくばかり。最初のうちにこういう経験ができたことは本当に幸せだなあ。


  あっという間にお昼になり、いよいよMTB大会っぽいコースをちょっと走ります。ふかふかの土の上をぶわっと走り抜けるのはなかなかに快感。そして、ロードなら絶対に登らない登れない斜度のダートや階段を登る練習。超楽しい!超難しいww




 ヒャッハー!このご夫妻も初めての MTB とのことでしたが、センスがいいのかあっという間にクリアしていくんですよね。私?私はハハッ。聞くなよ…。


 絶景絶景。自転車だけじゃなく、風景も楽しまなくちゃねw

 この後は少しコースに出て走ったり、バンプトラックで体重移動の練習をしたり、エキサイトバイクみたいなコース(ファミコン世代じゃないとわからんか…)でちょっとジャンプしたりして怖く楽しく反復練習にいそしんだのでした。



 練習の後は甘いモノ。コーヒー牛乳の中ジョッキとか初めて見たよ。モザイク越しでもわかるこの笑顔。今度はアルコール入りにしましょうや!


 と、楽しい時間はあっという間に過ぎ行き…本当アッという間でしてね、まさか1800時までここにいるとは思いませんでしたよ。いい塩梅の疲労感と充実感、MTB本当に楽しいな!と楽しい気持ちを抱えつつ、ヤベエヤベエと寒河江に向かいます。そう、今日は宮城1000のゴール受付なのですよ。


 すすすすすみません、遅れました…!

 寒さに震えながら、ぞくぞく帰ってくる変態さんたち(褒め言葉)にご挨拶。ローラーブルベでお世話になっている、R札幌の代表にもお会いできたし、我が R 宮城の良心のヤラレっぷりも堪能できて満足満足。結局この日、家に帰りついたのは0230時でした。


 と、自転車三昧のシルバーウィークはあっという間に終わってしまいました。明日は流石に疲れをとって会社に備えなければいけませんな。しかしまあ、楽しすぎた休日のおかげできちんと社会復帰できるのか不安でなりません。

 でもまあ、こうやって力いっぱい遊べるのも会社生活あっての事。公私ともに頑張って行かないとね。さぁて、次はどこ行こうかな!



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