はいどうも、漬物さんです。
ゴールデンウィーク中にレストア終わらせちゃうぞーなんて、そんなことできるわけもありません。漬物家においてはゴールデンウィークは田植えウィークです。ええ、私もいろいろな作業を経てついに田植え機に乗るまでに成りました。レベルアップです。
それはさておき、レストアするにしてもなんにしても、現状把握をしなければなりません。5千円で引き取ってきたこの子が一体全体どんな状況にあるのか―それを調べるためにも洗車しましょう。
バラします。鍵はワイヤーカッターでガシガシぽいです。自分が使っているワイヤー錠とほぼ同じタイプでしたが5分もかからず破壊完了。そう考えると、ワイヤー錠の意味って何なんだろうと思います。恐ろしい。
見覚えのあるマーク…TOPEAK の製品ですね。MTX BeamRack シリーズ と言うやつかな。大分劣化してますが、まあ、サビ取りと塗り直ししてやれば何とかなるでしょう。ちょっと得した気分。
チェーンは錆びまくって動きません(笑)。とりはずし…
おい抜けねえぞ(苦笑)。なんとか引き抜いた結果がこちら。
自立するチェーンなんて初めて見たよ俺ぁ…。新しいのを買う方向で考えよう、と思いましたが今回は一応「レストア」をしようと言うことなので使う使わないは別として何とか再生させましょう。
※ チェーンとの格闘編へ
ありがたいことにシートポスト、アヘッドステムはすんなりと取れました。絶対固着してるだろうなと思ってたのに。ありがたいことです。状態も悪くなさそう。
フロントフォークの抜き方がいまいちわからないなあ、と試行錯誤した結果あっさり抜けました。考えるんじゃない、感じるんだという声が聞こえてきた気がします。Vブレーキのシューに大きな金属片が埋め込まれてました。(これがまさか金属「片」ではなかったなんて…)
サスはモンキーレンチで何とか抜きました。しかし、インナーチューブ(っていうの?)の錆がきになります。正直、サスとして機能してない気もするので、安いフォークとかあればそっちに変えたいぐらい。
サスペンションというか、バネにはグリスであったものがでろでろっと付着してるのだけど、デュラグリス入れればいいのかなあ。っていうか、この手のサスペンションフォークって片方にしかバネ入ってないもんなの?
BB はガッタガタなんだろうなあ…と思ってたんですがまったくそんなことはなく。うちのロードより回るんじゃないか疑惑が出るくらいスムーズです。クランク抜きもないのでフレーム系の分解はここまでとしましょう。あ、ペダルはゴリッゴリでした。どうせ SPD に交換する予定なので無問題ですがね。
ハンドル部分もそのまま使え…うおっと、持ち手のゴムが腐ってます。うーん…前に使っていたクロスバイクのハンドルバーを流用しちゃいましょう。バーエンドももちろん使いますよー。
ステムも前のを流用。完成予想図はこんな感じ。シフターの動きはおそらく問題なさそう。
ホイールは、リアが若干ゴリゴリするかなー程度。状態は良さそう。NOIVATEC のハブが入ってるのも私としては好印象。いいねいいね。このまま使おう…と、タイヤとチューブを発注。した直後に気づいてしまった。タイヤはともかく、チューブ、リムテープはこのままでイケそう。お、いいねいいね…あれ?
なにこのリムのえぐれっぷり。
そういや、ブレーキシューにデカい金属片が入ってたなあと思い出してほじくってみると…出てきたのはブレーキシューカセットの地金でしたっていうオチですよ。
つまり、前オーナーはリムに対してガチな金属でブレーキをかけてたってわけですよばかああああ。
一応まあ、使えなくは…ないかな?うーん、しかし、命に直結する部分なので、ホイールは流石に交換なり修理なりします。できればディスクブレーキ化・451化したいなあうふふ。
ディレイラーは錆び錆び。んまあ、チェーンの錆びが移っただけかな。
うへー、なんかの虫の巣っぽいのがあるよ…
などと言う阿鼻叫喚地獄と戦いながら洗浄洗浄。
フレームには傷が結構あるので、タッチペンで修繕したりコンパウンドで磨いたりする必要がありそう。サドルもまあ、使えないことないので、いまはこのまんま。できれば Charge のサドルを買いたいところだけどねー。
さてさて。
何とかしなきゃいけない部分は見えてきました。
・ ホイールは交換あるいは修理の必要性あり
・ ブレーキシュー買い替える
・ タイヤと念のためチューブも買い替える
・ チェーンはとりあえず何とかしてみる
・ フロントフォークはとりあえず磨く
・ ケーブル類はそう取り替え
・ フレームはタッチアップと研磨が必要
なぁんだ、意外にやることは少なさそうじゃないの。平日にも少しずつ作業を進めて7月には安全に乗れるところまで持っていきたい所存。頑張ります。
※ この後、純正部品を譲ってくれる方が現れたり、使用しない部品を譲ってくれたりする方が現れたため、やることはもっと減るかもしれませぬ。ありがたいことです。
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