2017年6月8日木曜日

自転車をいじりたい(5)番外編


 自転車は ふとした拍子に 増えるもの

 という一茶の俳句がありますが(ありません)、我が家にも自転車が増えました。前述の 2009' GT Marathon Elite もそうなんですが、縁あってロードバイクも一台増えることになりまして。


 2012' Specialized は Dolce Comp。女性用でどちらかというとロングライドにパラメーターを振ったシリーズですね。Specialized のロードといえば Zerts だったり D'Aluisio Smartweld だったりといった技術が有名です。コンポはすべて105(5700系)となっており…あれ、ボクはフレームのみ譲ってもらえると聞いていたのだけど。

 で、まあ、この子はサイズ的にも性的にも奥様のものであり、今後はこちらをメインマシンにしたいとの御意向。現在使用中の 2012' Giant Avail2 にインストールされている  5800 系の 105 を移植せよとのお達しが出ました。漬物サイクルの出番です。




 なお、グランフォンド飯豊ですが、朝起きた瞬間になぜか足がつり、ふくらはぎに激しいダメージを受けたうえに、天候もあまりよろしくない、かてて加えて自分の走力に自信が持てない…という事で泣く泣く DNS にしました。気温が低いので、ある意味順当に走り切れるかな?とは思ったものの嫌な予感をビンビンに感じたのでやめておきました。こういう時、大体私は落車したり事故ったりするのです。

 というわけで、本日はグランフォンド飯豊の朴木峠ではなく、漬物サイクルの移植峠を越えていきたいと存じます。


 はい、こちらが現在の Avail2 です。ホイールが Fulcrum Racing5 LG なのは、私がキシリウムエリートをグランフォンド飯豊に使うために拝借したからであります。

 さて。
 オレサマオマエマルカジリ。


 サドル、シートポスト、FD を残してすべて取っ払います。FD を残したのは、Dolce の FD がバンドタイプで移植できないからです。



 取り外したコンポを Dolce に導入します。ただし、ハンドルは外-外 460mm という幅広なものに交換です。ペダルは Dixna の片面 SPD がついてきたのでそのまま使っちゃいます。では次。


 Specialized 謹製のボトルケージが三つもついてるというロングライド使用マシン。いつぞやの Fleche で一緒に走ったチームメイトでもあります。所有者の健脚具合が今でもはっきり思い出せるくらいです。すごい人だったなあ。


 ダウンチューブのボトルケージは破壊しないと外せないタイプだったのでこのまま。圧入 BB じゃないというのはとても素晴らしいポイントです。圧入 BB は滅びればいい。

 コンポのインストールはいつものことなので写真は割愛。組み付けしやすい素直な子でした。ちゃちゃちゃっと。


奥様「なんか…色合いが男の子だねえコレ。」
漬物「お、おう…」

 ホイールとクランク、バーテープの有無でだいぶ印象は変わるようです。さくさくとシフターつけてワイヤー引いて…仮組終了。


 これで当分使ってもらって、ポジションを出したら再度増し締め等々をして、バーテープを巻いたら出来上がりという事にしましょうか。

 家の周りで乗ってもらったところ、イイよイイよーとのことなので無事ミッションコンプリート。部屋には丸裸にされた Avail2 と 5700 系 105 一式。さて、この子をどうするか。組みなおすのも一興だけど同じベクトルの子が 2 台あっても仕方がないし…

奥様「あべちゃんは飾るからねー」
漬物「飾るってどこに…」
奥様「そこの壁ー」

 マジですか奥様。いやだがしかし、自転車格納場所が足りねえと言ってる私にとってはある意味好都合。さて、どうやって固定しようか…こうして自転車いじり以外のスキルも上がっていくのでありました。あー忙しい忙しい。

 

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