2014年4月25日金曜日

通勤車両アップデート計画 (700c、ディスクブレーキ対応、リアエンド幅 135mm なホイール)



 はいどうも、こんにちは、漬物さんです。どうもどうも。


 というわけで、最近俎上に上っている通勤車両マチ子さんの改造計画を立てなければなりません。「というわけで」と言われてもわからんという人向けにざっとダイジェスト。






 奥様用クロスバイクとして購入した FELT QX65。諸事情あって私が使うことになったのはいいのだが、こう、もうちょっとパンチが欲しい。仙台の某怪しいお店に相談したところ、見た目も性能も三倍速い状態にカスタマイズされ、すっかりビッチになって帰ってきた子が今のマチ子さん。
 ところが、ケーブルの通し方の設計がいまいちな FELT QX65のフレームは、シフター・ケーブル関連でトラブルを連発。そうかと思えば、ホイール関連のトラブルも連発。私の体重が重いのか、乗り方が悪いのか、はたまたタイヤが硬すぎるのか。ニップルは2回吹っ飛び、1回はなぜかガンガンに緩む。踏み込んだ瞬間にスポークが根元から破断する、ハブの一部のパーツが緩んでディスクが鳴りまくる…などなどを経た結果、これはホイールを交換するべきだ、と思い立つ。
 交換用ホイールとしては、700cで、ディスクブレーキ対応で、リアエンド幅が135mmあるものが要求される。さて、そんな変態ホイールはあるのだろうか…



 そんなマチ子さんの近影はこちら。

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 お分かりの通り、ホイールがいい味出してるんですよねえ…。これを失うのはもったいないのだけど、通勤車両としては時間内に安全に走行でき、高耐久性を維持しなければならないので、これはもう仕方がない。

 さてこれをどうしようか、というお話。


 ロードバイクのリアエンド幅は通常100mm。クロスバイクやMTB、シクロクロスは 135mm であることが多いわけです。135mmのホイールを探そうとすると、勢い、MTB 用ホイールを探すことになるわけですよ。最近の MTB ディスクブレーキ対応が多くなってきたし、簡単に探せ…ると思うでしょうが、径が問題になってきます。MTB といえば、26インチ、27インチ(650B)、29er の三つの規格があり、厳密にはどれも 700c には適合しません。とはいえ、ディスクブレーキ対応ならタイヤ径が多少違おうが問題はないのですけどね。
 ただ、もう一つの問題が、基本的には MTB は太いタイヤをはくので、私みたいに 25c とか 28c くらいのタイヤをはきたいよーという希望は満たしません。がっでむ。


 となると、クロスバイク用のホイールを探すことになるんですが、厳密にはクロスバイク用のホイールなんてものはないわけで。ロード用のホイールをなんとか135mm幅に合わせるよう改造してなんとかするか、前述のように MTB のホイールを何とか流用するかの二択になります。


 そこで我こそはと打って出たのがみんな大好き Mavic さん。Speedcityという製品を出してきたわけですよ。すべての MTB に適合しますよ、これさえはけばあなたの MTB は街乗り用に大変身、ときたもんだ。目の付け所が流石です。


 が、うん、高いんだわ。実売 60,000 円くらい。一応2013年モデルがあるらしいんだけど、そもそも需要はあまりないだろうしねえ…。そこまでお金出すんだったら、私は普通に MERIDA なり GIANT なりの MTB を買いますよ。


 …ところが。
 数年前に「レースでもディスクブレーキ使ってもええんやで」というお触れが出たらしく、徐々に徐々にディスクブレーキ搭載のロードバイクやシクロクロスが増えてきたわけです。それらホイールのリアエンド幅は、紆余曲折があった(らしい)ものの 135mm でどうやら決まりそう、ということなのですよ。


 福音来たれり。
 ってことは「ロード ディスク ホイール」とかで検索すればけっこうたくさんヒットするんじゃないですかヤダーと思って検索しても、そっちじゃねえよっていうディスクホイール(コリマのとか痛ホイール)とかばっかり。それでもあきらめずに見つかったのが、前記事のメモなわけ。


 将来的にはヒルクライム通勤になったりもするけれど、まあ、そんなに重量は気にしません。気にしてたら 203mm のローターなんか付けませんよ。あとは見た目と、価格。漬物家的には現在アレがナニなので、カカクヤスクは大事。となればこれしかありませんよ。ご紹介しましょう。安心の Shimano 製、WH-RX05 さんです。実売12,000ほど。んまあ、ロードでいえばいわゆる R500 的位置づけの子だとは思うんです。つまり、安くて頑丈、そして重い。いいよいいよ、そういうのでいいんです。一つグレードの高い WH-RX31 というのもありますが、違いと言えばスポーク本数、スポークの形状、重量くらい。頑丈さを求める私にはスポーク本数の多さが今は必要です。31にする必要はない。RX78とかあったら買ってたかもしれない(謎)


 ただ、この子にも問題はありまして。Shimano がお勧めするディスクローター固定方式は「センターロック」というものなのです。他のメーカーは6穴式。私が持っているローターも6穴式です。適合しない。ローターも買っちゃう?


 160mm のローターはそれなり安いのですが、203mm はそれなりお高い。や、まあ、フォークからディスクブレーキ台座ぶっこぬけば 160mm になるんだからそれでもいいんだけど、うーん、せっかくだから 203mm を流用したいなあ…。


 ならばアダプターだ。変換アダプタを探せばいいんです。ボクの大好きな赤アルマイトなアダプターがどこかにあるはずだ、と探すこと2分。やっぱり KCNC よねー…って高いわ!これなら普通にセンターロック式のローター買った方が安いじゃない。ぐぬぬ。


 切歯扼腕すること数時間、ボクの目に飛び込んできたのはこちらのパーツだったのである。そう、君に決めた!SM-RTAD05 たん!実売 900 円とか素晴らしすぎる。

 というわけで、上記パーツをぽちっとな。派手な金髪ギャルが黒髪を手に入れるとどうなるか、と言ったところでしょうかね。

これの続きは実際にパーツが届いてからといたしましょう。楽しみ、楽しみ!


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