2009年8月10日月曜日

仙台七夕、夏祭り

 「七夕開催期間は必ず雨が降る」というジンクスが仙台にはあります。吹流しが雨を呼ぶのか、集まった人たちの熱気が雨雲を作るのか、今年も相変わらず雨となりました。



 高速道路が 1,000 円で走り放題が影響したのか、例年より人出はあったようです。仙台七夕は特に動きもない、どちらかといえば静かな部類のお祭りですが、祭りには違いありません。相方さんとともに出動です。



 腹が減っては祭はできません。とはいえ、お祭といえば屋台。悩ましいなあと思いながら七夕飾りの下を歩いていたのですが、やっぱりこう、なにか食べておかないと気もそぞろになってしまいます。久々にラーメン食べたいなあということで、仙台の末広本店にお邪魔します。



Suehiro



 食券機ではなく、おばちゃんから食券を購入して注文をするというスタイルがレトロな雰囲気。内装もなんというか、昔の中華料理屋さんという感じ。ほっとします。



 食べたのは、味噌ラーメン(\700)とラーメン(しょうゆベース \600)。味噌ラーメンはいつもつゆだくなのです。



Suehiro2



 東北人好みのちょっと濃い目の味付け、卵麺の香りとふわっとした食感。オーソドックスなラーメンなのですけど、食べるとなぜか子供のころの記憶がよみがえる、そんな味です。













 さて、では七夕飾りを愛でに行きましょうか。



Tana1オーソドックス万歳。


Tana2 むすび丸がいっぱい。


Tana3ちょwwwおまwwww


Tana4政宗公といえば騎馬ですよ。


Tana5仙台人ですが初めて知りました。


 人ごみと七夕飾りをかきわけかきわけ進むのもなかなか大変です。何も考えずにぼーっと突っ立って写真を撮るのは迷惑以外の何者でもなく、いろいろなタイミングを計らなければならないわけです。はーちかりた。



 というわけで、毎年恒例の玉澤総本店での休憩です。ちなみに昨年はこんな感じでした。



896446077_206玉澤スペシャルカキ氷


 スペシャルは1,260円とかするんですよ。いやあ、去年は豪遊してたなぁ私。経済的にも…カロリー的にもorz。というわけで、今年は軽く自重しました。


 


Tama


 


 アイスクリームの上にちょっと乗っている枝豆のおかげでウサギっぽく見えますね。このメニューはいつでも食べれるそうですが、写真中央の星型の物体(羊羹)が出てくるのは七夕の時だけなんだそうですよ。白玉はもっちもち、ずんだも上品な甘さで青臭さはまったくありません。みつ豆の塩加減、寒天の食感が加わって、もう、たまらんです。


相 方「はーい、今年はこれでおしまい。また来年だね、ここに来るのは。」
漬 物「先生、これは年に一回しか食べてはいけないものなのですか?」
相 方「だって、七夕だもの。一年に一回でしょうよ。」
漬 物「じゃあ貴様のコアラのマーチもだな」
相 方「きこえなーい(てってってー」


 軽く殺意が芽生えたとか芽生えなかったとか。




Tana6七夕飾りの由来。



Tana7和紙ベースが一般的。



Tana8中に灯篭を仕込んだもの。



Tana9大輪のひまわり。



 祭りといえば、チョコバナナやケバブ。人ごみを抜けてから食べ歩き。たまにはこういう行儀の悪さもいいじゃないですか。



 七夕を堪能し、そのほかの用事も済ませて帰宅。着替えて、一息ついて…なんか忘れてるなぁと首をひねる。


漬 物「あ!」
相 方「あ!」


 そうそう、仙台に行く途中の公園にやぐらが組まれていたんでした。



Maturi


 残念ながらお祭はもう終わり加減。小規模なお祭りなのに老若男女がわらわらと集まっていて、意外な人口密度。ちょうどこれから花火を揚げるとのことでした。子供のようにわくわくしながら待っていると、目の前で花火設置。どんだけショボイんだよwwwwと思いつつも、花火が始まれば子供のようにはしゃいでしまう漬物なのでした。



Hanabi1


 大規模な、それこそねぷたやねぶた、竿灯祭りや仙台七夕ももちろん楽しいのだけれど、こういう地元密着な小規模なお祭りも楽しいんですよね。夏祭りシーズンはこれからといえばこれから。時間の許す限りいろいろといってみたいですね。


5 件のコメント:

  1. どうも初めましてー、就活生ともうします。
    実は今東北旅行に来てるんです!!もう帰りますがww
    七夕祭りよかったです!!けやき通りの年末のイルミネーションを今度は見たいなー。
    しかしすごい人で驚きましたww

    返信削除
  2. そうなのよねー。
    デカいのはまとめてバババッとやっちゃって、
    小規模から町内会レベルのものはこれからという。
    笑顔の割合は小さい単位での方が多いと思うよん。
    短い夏だからこそ、全力で楽しみたいよね。
    この時期のウキウキ度は南方の人たちより大きいと思うw

    返信削除
  3. > 就活生さん
     おお、就活生さんだ!「就活生のトマト鶏の麺つゆ蒸し」はよく作らせていただいてます。おいしいですよねぇ。
     なんたる…仙台にいらっしゃってたんですね。朝日屋で呑むとは…ご友人、いいセンスしてらっしゃいますね。わが社の飲み会もそこでよくやってますw
     もし、年末にいらっしゃる際は一声おかけいただければ、お勧めスポット等々ご紹介できるやも知れませぬ。また仙台さきてけさいん。
    > ぴすけさん
     そうそう、笑顔の密度は絶対高いですよね。冬が長く寒さが厳しいだけに、反動による夏のはじけっぷりは北日本の特徴かもしれません。ねぶたとか、特にね。
     今年はいけませんでしたが、来年はねぶたにまた行きたいです。

    返信削除
  4. なるほろ、これがあっちにつながるんですね
    それにしても、漬物さんと相方さんのかけあいがかわいらしい。よいですなぁ(*^^*)
    生でみたいわぁ~♪
    仙台の七夕は、というか仙台自体行ったことがないんですが、こうしてレポを見るとぜひ行ってみたくなりますね。飾りにこんな意味合いがあるとか、知った上で見るとさらにおもしろいですね。

    返信削除
  5. ですです。
    かけあいは…お互いの子供の部分をそれぞれ弄るという感じですかねぇ。ツッコミ役がいないのが悩みです(苦笑
    飾りの意味は、私もはじめて知りまして。
    仙台人としては情けない限りなのですけれど、こういう由来がわかると、また別の角度から楽しめるというのはぽんさんのおっしゃるとおりだと思います。
    そういえば、地震とか大雨の影響は大丈夫だったのでしょうか?

    返信削除