2015年5月7日木曜日

物置に自転車を置きたい。


 はいどうもこんにちは、漬物さんです。

 集合住宅から戸建に引っ越したんですが、ありがたいことに物置が標準装備です。遺品整理がてらいらないものを処分処分…とやってると意外にスペースが空きましてね。



 こりゃあ通勤車両置き場にするしかないでしょう、と一念発起。ホームセンターに行ったり設計図書いたりしながらじっくり悩んでみました。

 もともと物置には棚等々据え付けるための穴や金具があるのでこれを利用できないか…理想としては縦置きで、クランクで固定するというのをやりたかったんですけどねえ。物置金具のゆるゆるさとか材料として選んだ部材の強度的な問題等々があってあえなく撃沈。

 先人たちの知恵(※1)を素直にお借りして木材で作ればいいんでしょうけれど、木工は苦手だし工具もないし。苦手苦手言ってないでチャレンジしようかな、と思いつつ、物置を眺めていたらひらめきました。



 つるせばいいんじゃね…?


 ただ、単なる保管のためならそれもありでしょうが、日常的につけたり外したりしたいとなると、フック等々が必要になる。まさかこの金属部分にフックをぶち込むなんてのは避けたい。


 うーむ…あれ、この端っこってコの字型になってるのか。ってことは、木材をここに渡して、その木材にフックをつければ万事解決じゃん。フックでホイールに傷がつきそうな場合はテープ巻くなりビニールコートされたワイヤー使うなりすればいい。


 いろいろと計測の上ホームセンターへ。買ってきたものは


 30x40 の角材(ホワイトウッドとか書いてあった)2本。133cmに切ってもらいました。600円くらいだったかな。ほかにフックねじ150円と紐 3m 300円。ビニールコートのワイヤーは扱いが難しい上に、擦れたらワイヤーむき出しってのがいただけないということで、摩擦に強い布の紐を買ってまいりました。

 レッツ組立。


 ってほどのこともなく。前後の鴨居というか長押っぽいところに木材を置くだけ。金属の柱と木材の間に隙間が空いてしまうので、木材のきれっぱしを薄く切ってぶち込むと横方向に動かないのでいいですよ。


 仮組。強度的に問題なさそうだし、ひっかけるのもまあそんなに難しくなさそう。ただ、位置はもうちょっと前だなあ…なんて釘を抜き差ししながら調整調整。



 大体こんなもんかな?木材にフックねじをねじねじと入れ、紐を方結びすれば完成。外す時は、自転車の前輪を奥のほうにちょっと押してあげると紐が簡単に外せます。

 もういっちょ。


 と、あっという間に出来上がり。材料費 1,000 円で2台分のサイクルラック?が出来上がりました。突っ張り棒でもいいんでしょうけれど、物置の強度的におそらく持ちません。縦方向への加重ならつよいんですけどね。

 地震が来た時にどうなるかが心配ではあるものの、揺らしてみたら意外に安定してましてね。東日本大震災レベルでもおそらく自転車本体にはダメージは行かないんじゃないかな?

 身長が低い奥様にも使ってみてもらいましたが、まあ何とかつけ外しできるようで、結果的には大成功。物置のデッドスペースが広がっちゃいましたが、そもそも集合住宅に住んでいた我々にはあまり物置って必要ないのです。そう、ここは物置じゃない。サイクルロッカーなんだ!

 雨風はしのげるものの、あくまでも野外ということで、防犯上の問題はでてきます。
そのあたりは監視カメラと人感センサー等々でバックアップしておくことをお勧めします。ちなみにうちもやってます。


 そんなわけで、物置に自転車を収納したい!という人におかれましては、こういう手段もあるんですよーという参考記事でございました。以外にいいですよ、これ。


※1
自転車の縦置きスタンド自作
・ ロードバイク用ラックを自作した
・ 自転車縦置きスタンド 自作 1 木製DIY



(何日か運用してみましたが、全く問題なさそうです。しかし…どうせならこの物置自体を自転車関係の工具やグッズで埋められるといろいろな問題が解決するんだよなあ等々まだまだいろいろなものを調整しながら進める感じですかね。)

0 件のコメント:

コメントを投稿