2009年3月22日日曜日

【ご当地丼企画】記念すべき第十弾は衣笠丼!

 ご当地丼企画、第十弾は京都のご当地丼「衣笠丼」です!
(当面は"ご当地丼企画"として投稿いただいたものをカウントアップしていきます。ご了承ください。)

 大阪名古屋ときて京都のご当地丼がやってきましたよ。ご当地丼企画の話が出た当初、「キツネ丼」が云々やら「タヌキ丼」ってどういうんだっけとか「衣笠丼」うまいよーなどとちらほらと話題に上っていました。これら丼は、すぐに思いつくくらい「ご当地丼と聞いたらすぐに連想することができるもの」なのでしょうね。そんな、関西を中心にメジャーな存在である衣笠丼を「裸の大将クッキング」で有名な大将さんが作ってくださいました。大将さんといえばョさんも絶賛していた正座して見るべき料理タグ動画のうp主さんです。尺(動画の長さ)の長さは丁寧さと親切さの証。結構短気な中の人は20分を超える動画を敬遠する傾向にあるのですが、いままでなんともったいないことをしていたのかと愕然としましたよ。丁寧・わかりやすいだけでなく、あきさせない演出や流れ、安定感。こういう動画を作れたら良いなぁ、と本当に思います。

 まま、それはさておきまして、衣笠丼。割り下からきっちり作っていてびっくりです。市販のそばつゆをつかうんだろうなぁと思っていたらのっけから昆布と混合節から出汁とりですよ。うわぁ、ハードル高いなぁ…と見ていると実はそうでもないということが判明します。私でもできるやも。作った割り下をいかにして衣笠丼のベースにするか、また、副菜作りにも使用するかというところに動画は発展していきます。見事な包丁捌きと誰もがうんうんとうなずく理路整然とした説明、目の前に仕上げられたきっちりとした食材。ほうれん草は赤いところが一番栄養があっておいしいんですよ!と鼻息も荒く動画に見入ってしまいながらも手は真剣にメモを取っているという私がいました。市販のそばつゆから卒業したいならこの動画を見れば良いんだよ!な衣笠丼動画はこちらから。



 要は、油揚げと長ネギを割り下で煮て卵で閉じるというシンプルなお料理。こういうものがシンプルではない味わいをかもし出すのはなぜなのでしょうね。油あげの香ばしさ、ねぎのうまみと香り、卵はほどよくほぐされて半熟になっています。これがご飯にどどーんとかかるわけですよ。想像するだけでつばが沸いてきません?

 衣笠丼の「衣笠」ってなんぞ、と調べてみると、どうやら地名から取られたようです。衣笠山なのか、衣笠××町なのかは判然としませんが、そのどちらかみたい。衣笠と聞くとついつい「鉄人衣笠」を思いだしてしまいますが、そちらとは関係ないようですね。

 最近は関西勢からのご紹介が多いご当地丼企画。他の地方の方もぜひぜひご参加ください。中国地方とか九州や沖縄、四国にもおいしい丼がありそうなにおいがぷんぷんしているのですが、どなたか動画をうpしてくれる方はいらっしゃいませんかー?こうなったら私ももう一品…といってもネタがありませぬ。どこかの誰かがきっといろいろな丼を出してくれるはず!の、ご当地丼企画リストはこちらっ。



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